理事のリレーメッセージ

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平成29年度(2017年4月〜2018年3月)

2017年6月 理事のリレーメッセージ

雨は嫌いだが…

雨つぶとあじさい

今年も雨の季節です。

雨が好きな人は多くはないと思いますが、40年以上も自転車通勤をしてきた私にとっては、どんな雨も、とても好きにはなれませんでした。雨カッパの中の蒸し暑く、ベタベタな感覚は忘れようがありません。

とは言っても、この時期は、できるだけ雨が降らないでほしいと願いつつ、夏に向かって水不足が気になる時期でもあります。事実、今年は梅雨を前にして早くも水不足の予測が叫ばれています。自然現象と分かっていても、豪雨被害を起こさず、その後の渇水の心配がない梅雨にならないかと、毎年都合の良い結果を期待するのです。

治水と利水の関係のように、私たちの身の回りは、二律背反する事案が実に多いと感じます。

国の段階での議論を見ても、原発の再稼動問題、沖縄の普天間基地の移設問題、憲法改正問題など、白か黒かという相容れない平行線が続いています。東京においても、築地市場の老朽化に伴い、新たな市場を豊洲にするか築地にするか、新市場の設置場所の選定とその過程で生じる補償費の累積との間で焦燥感が充満しています。目の前の白か黒かを議論するだけでなく、もう少し場所や時間の条件を加味した柔軟な実施計画や具体的な実施アプローチへ見直す中で、中間色へと導くことができないものかと、つくづく考えさせられます。

今年度から、法人運営に関わらせていただく機会をいただきましたが、法人運営も利用者のサービス向上と事業の健全運営という二律背反の中で、日々の業務が進められています。

継続性のある法人経営を目指して、バランスのある判断が求められていることを心にしっかり留めて役割を果たしていきたいと思います。

業務執行理事 平野 耕市


 

2017年5月 理事のリレーメッセージ

丁寧な説明

厳島神社

強力な現政権は、圧倒的な議席数をもって、「丁寧な説明」を尽くして審議を行うと言いながら、国民が十分に納得する前に、次々と法案、制度変更を進めている。

「森友問題」の中心課題である、国会で正式に不適当と確認された「教育勅語」を、幼稚園児に暗唱させる学校法人が、なぜ格安の価格で学校建設敷地を確保できたのか、なぜ国の機関が率先して自治体にまで出向き、学校認可の進捗状態を再三にわたって確認したのか、国民には「丁寧な説明」もなく、謎のまま、森友学園が学校認可を取り下げたことを理由に幕が下ろされてしまった状態になっている。

一昨年からの利用者負担(部屋代負担)によって、約2千人に上る利用者が特養利用を止めたという国の調査が発表された時期に、来年度から、また新たな利用者負担が強いられる「介護保険制度」改革法案が、「丁寧な説明」も、十分な委員会審議もないまま、委員会で与党のみの挙手で、一方的に決められてしまった。

政治の世界の「丁寧な説明」とは、うやむやな状態で、多数によって一方的に進めることを言うのだろうか。「道徳」が、教科として進められることになったが、国会議員「先生」にこそ、「道徳」教育が必要なのではないか。

副理事長 小笠原 祐次


 

2017年4月 理事のリレーメッセージ

2017(平成29)年度が始まります

桜

今年度の始まりとなる4月1日は週末になりました。多くの企業は4月3日(月)が実質的な年度初日となり、新入社員等を迎えることになりますが、当法人は年末年始祝祭日休日関係なく365日をローテションで勤務体制を組んでいます。
ご利用者の毎日の生活や地域の相談を受け緊急対応するという24時間365日は交替で勤務する職員に支えられています。4月1日に各施設を回って辞令を伝達しました。

今年度は二つの点で大きなエポックとなります。
まずは新たな役員体制になること、そして二つ目は法人創立71年目のスタートの年になることです。

1.新たな役員体制になること
社会福祉法の一部改正に基づく定款変更により法人の組織体制が大きく変化しました。
特に長年続いた常務理事(1名)が4名の業務執行理事となり、業務分担(管理・高齢・母子・法令遵守)し担当することになったことです。
法人の経営にかかわる日常業務を複数の理事で分担することは、より客観的、より重層的な業務執行が期待されます。

2.法人創立71年目のスタートの年になること
昨年度、創立70周年の記念事業として三か所の地域でシンポジウムや感謝のつどいを開催しました。改めて地域の多くの皆様に支えられていること、地域のなかで私たちが果たすべき役割を実感し、再認識した年でした。その意味でも今年度は「職員の年」として、職員の力を強化する、業務内容を見直し働きやすい職場をつくる、働き方を考える等々、職員に係る多くの課題をひとつひとつ見直して、10年20年働き続けることができる新たな基盤づくりに向けて71年目をスタートさせたいと考えています。

これからも多くの皆様のお力添えをいただき、社会福祉法人としての原点を忘れずに児童福祉、高齢者福祉、地域福祉の一端を担って努力してまいります。
今年度も変わらぬご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

理事長 鈴木 恂子


 

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